通信・情報分野のシステム開発で、着実な実績を積み重ねるシーコム。
その実績の一つ一つがつながり、私たちの生活を便利で豊かなものとしています。個が全体を構成し、全体が個を活かす。私たちの仕事の一つ一つが、現実となる将来像を描いていきます。シーコムが通信・情報のマスターピースを創りだします。
携帯電話 1.[次世代システム]
携帯電話が一般の人々へ本格的に普及するようになったのは、わずか十数年ほど前。その後、急激に普及する状況は予想をはるかに超えるものがあります。これほど劇的に普及した商品はあまり類例がありません。パーソナルコンピュータがインターネットの拡大に呼応することで急激に普及したのと類似し、携帯電話がインターネットに接続できるようになってから状況は一変しました。携帯電話は通信の大容量化・高度化にともない、ついに動画の受送信さえも実現するようになりました。また、多機能・多用途・操作性も年々進化しまさにパーソナルコンピュータ化してきています。この次世代携帯電話システムを支えているのがソフトウェアです。ハードウェアや通信インフラの整備に目を奪われがちですが、携帯電話システムは通信制御ソフトウェアに拠るところが大きいのです。シーコムはこのような状況をいちはやく捕らえ、「次世代携帯電話システム」のソフトウェア開発に早くから参加してきました。
携帯電話 2.[ネットワークシステム開発]
現在普及している第3世代携帯電話(3G)から、次世代となる第4世代携帯電話(4G)への円滑な移行を考慮し、3G機能に一部の4G機能をプラスしてLTE(3.9G)の開発が進められています。LTEは、下り100Mbps/上り50Mbpsという大容量回線をシステム要求条件に掲げていて、今後ますます増加すると思われる通信トラフィックに対応するシステムです。シーコムは3G開発に参加するとともにLTE開発においても初期段階から参加して、現在から次世代に向けたシステム開発に深く関わっています。LTEは日本のみならず世界中で運用されることが想定されているため、たくさんの方々に使用されるシステムの開発に参加できていることに喜びを感じています。シーコムは1990年代に第2世代携帯電話(2G)の開発に関わり始め、以降20年以上もの間、携帯電話ネットワークサービスの普及と発展に努めてきました。今、世界中の通信事業者とメーカーによって、4Gの基本仕様検討が進められています。シーコムは2G-3G-3.9Gの開発で培った技術と経験を礎にして、4Gの商品化に向けて準備は万端です
携帯電話 3.[端末開発と評価]
第3世代携帯電話(3G)の仕様は世界標準化組織3GPP(3rd Generation Partnership Project)が策定しているW-CDMA(Wideband - Code Division Multiple Access:広帯域-符号分割多重接続)勧告に準拠しています。シーコムはこの仕様に沿って携帯電話端末のソフトウェア開発と機能評価業務を行っています。現在の携帯端末は、画像や動画などの大容量のデータの送受信を可能にするため年々機能が進化かつ複雑化しています。また同時に商品としての高品質性,高信頼性が求められています。これらを実現しているのがシーコムのソフトウェア開発技術であり、また機能評価技術です。ソフトウェア開発とは仕様に沿った正確なソフトウェアを作ること、機能評価とは開発中のソフトウェアに問題(バグ)が無いかを検証することです。作って、そして検証する、シーコムは携帯電話開発の現場において両面で活動しています。
携帯電話 4.[マル(迷惑)メールフィルタシステム]
携帯電話に送られてくるマルメールを見つけ出すシステムです。シーコムはマルメール分析サーバの検討、開発、保守を担当しています。サーバを開発する際は商用環境でのマルメール収集から分析を行いました。このシステムは他の迷惑メール対策システムとは異なり、送られてきたメールを高速で分類し、どのメールがどんなIPアドレスのクライアントから何通送られたかを集計し、予め定められたルールに従いマルメールと判定します。その判定データを上位のネットワーク機器に送信し、悪質なマルメール送信者を隔離します。シーコムはマルメール対策に全力をあげて取り組んでいます。
携帯電話 5.[Femto]
Femto(フェムト)とは、1000兆分の1を表す数の単位ですが、携帯電話システムでは家庭やオフィスのような狭いエリアをターゲットとした超小型携帯基地局を指します。現在、日本の携帯電話普及率は90%を超えていますが、家庭内、ビル内、地下、山間部の建物内など、電波の届きにくい場所はまだあります。Femtoは室内に設置可能な超小型の無線基地局であり、ブロードバンド回線を利用して携帯電話の電波を送受信できることから、電波が届きにくいエリアでもピンポイントで携帯電話の使用を可能とします。また採用されているIMS方式は、IP化に対応し、Femto基地局からの通信をSIPサーバで構成されるIMSで独立して制御します。このため、既存携帯電話網に負荷がかからず、携帯電話網全体の負荷分散を可能とし、Femto基地局の普及にも耐えうるコアシステムです。シーコムでは、この最先端の携帯電話システムをお客様がより運用しやすくするため、システム状況をいち早く把握できる監視や操作方法などの技術的なご提案と実行、また問題が発生した場合にはいち早く復旧させるための保守サポート業務に参加しています。
自動車機能診断システム
現代の自動車は多くのコンピュータを搭載していて、その数は多機能な車種では百を超えるものもあります。ディーラーや修理工場で問題のある箇所を、すばやく特定するために欠かせないのが自動車機能診断システムです。シーコムはクロスプラットフォームやCAN(Controller Area Network)のスキルを携えて、自動車機能診断システム開発に参加しています。


ソフトウェア開発の品質管理
ソフトウェア開発はプロジェクトチームで行います。大きなプロジェクトになると百人を超える事も珍しくありません。開発途中にはいろいろな問題がおこり、プロジェクトリーダーだけでは全てをコントロールすることは困難になります。そんな時にプロジェクトから一歩引いた場所からソフトウェアの品質を管理するのもシーコムの仕事です。もちろん品質を管理するには長い経験が必要です。シーコムでは20年以上勤務した社員がソフトウェアの品質管理業務に従事しています。